A．建築にも人生にも正直に生きるだけ。宜しくお願いします。

辻　唯寿(つじ　ただとし) 1967年生まれ　岐阜県出身　AB型

私のことを少しでも知っていただきたいので読んでいただけると嬉しいです。

●あこがれ

小さいころもの作りがすきで小学校のころから壊れた自転車を拾ってきては分解して部品を組み合わせてオリジナルな自転車を作っていました。
そして川や山を駆け巡り、虫や魚を取ることに明け暮れつつ家を見るのが大好きで部屋がいくつもある家に憧れていました。

●きっかけ

高校時代はラグビーという過酷な部活動に明け暮れ勉強をする気力もない状態の毎日でしたが、デザインや造形の美術の授業だけは楽しく出来ました。そんな時に先生から絶大な評価を受けた「木の造形」をきっかけに建築を志そうと思いました。

●学んだこと

建築科に入学するも学校の授業は期待を反して決して面白いものではありませんでした。
そこで昼間は建築現場で、夜は塾講師、家庭教師をやって充実した学生生活を送りました。
住宅からビル、店舗、ゴルフ場まで1,000以上の現場を経験しその経験が就職後、実務でとても役に立ちました。

●デビュー

イメージだけの建築を目指すつもりもありませんでした。当事人気であったアトリエ系やデザイン系事務所ではなく、 大規模物件を中心に行う組織事務所で法律からコスト・事業計画など実務をしっかり学ぶことにしました。
そこで大型物件の設計を数多く任せてもらいました。何から何まで初めての経験で20代は修行ばかり。
欧州各地の視察へも行かせていただきました。今は感謝の気持ちで一杯です。

●独立

今までと違うあらたなスタンスを探し始めました。

その年に京都会議（COP3)での環境問題の注目とともに直接京都へ出向いて情報や現状を知ることとなり 、特に京都や岡山倉敷周辺の建築を多く巡り日本建築や民家の素晴らしさと奥深い部分を追求していきました。

その後、数々の環境問題を中心に、NPOや地元行政委員、ボランティア活動にも多く関わり芸術家気取りで自ら作品作りまで手がけ、インスタレーションも各所で行いました。
建築をいろんな角度から見ようと試みた数年間でした。こちらから一部御覧になれます。

2006年に独立10年目として新たな一歩を踏み出すきっかけがありました。
そこで2006年、2007年、人生観・建築観を徹底的に考え直しました。
建築に携わる一人の人間としてお客様にとって本当に大切なものって何だろうと考え続けました。

私の経験し体験したことから、私にしか出来ない建築があるはずだと気付いたのです。

建築の中で大切だと思う本質を認めてくれる人もたくさんいたし、必要としてくれる人もいる。

だから、これからもお客様の目線で大切なものをもっともっと追求していこうと思います。

TEL：052-703-1138　/　FAX：052-526-1101